姫島と野村望東尼
弾圧に耐え、志を貫いた幕末の女流歌人
玄界灘に浮かぶ糸島市唯一の離島・姫島には、野村望東尼(のむらもとに)の記念碑や彼女が幽閉されたお堂などがあり、島の風情と美しい自然もあいまって、訪れる歴史ファンが絶えません。
野村望東尼は俗名を「もと」と言い、幕末の女流歌人で福岡藩士の妻でもありました。高杉晋作や平野国臣ら勤王の志士らを陰で支えたため、福岡藩によって姫島へ島流しとなりましたが、その後、脱藩福岡藩士らによって島から救出され、長州へと逃れて結核で伏せていた高杉晋作の最後を看取ったと伝えられています。
明治35年に伊藤博文、山県有朋などによって記念碑が建立され、今も毎年5月の第2土曜日には「望東尼祭」が行われています。
| 場所 | 糸島市志摩姫島 |
| 問い合わせ | 092-322-2098(糸島市観光協会) |
| 交通 | 望東尼記念碑へは岐志漁港から市営渡船16分、船着場から徒歩8分 |

